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2020/08/19 18:00

こんばんは。Lemuriaの辻本です。

いつも記事を読んでいただき、ありがとうございます。


本日は、「競争をやめよう」というお話をさせていただきます。



1、私の経験(終わりのない競争)


さて、私が競争を「やめてしまおう」と言い切る理由は、競争の苦しみを嫌と言うほど味わったためです。

そもそも、私は高校では医師を志していました。


しかし、受験勉強が熾烈になるにつれ、偏差値競争に嫌気が差し、自分の専門性・独自性を発揮できるような職を探していました。


そこで、理系の知識を生かせる知的専門職である、知財法に特化した弁護士になろうと考え、大学では司法試験の勉強に明け暮れていました。


しかし、競争から逃れるために専門性を身につけようと考え飛び込んだ司法試験の道もまた、激しい受験競争が待ち構えていました


しかも、仮に弁護士になれたとしても、「国家資格を有している」いう点では有していない人と比較して優位性はあるにせよ、弁護士業界の中には、顧客の奪い合いという競争が存在しました。


また、司法制度改革により、ロースクール制が導入され、弁護士の数が飛躍的に増加したことにより、この競争原理は過激なものとなりました


結局のところ、競争行為には終わりがなく、弁護士になった後も先頭集団に置いていかれないために、いつまでも頑張り続けなければいけないため、この先もラットレースからは抜け出せない、と悟ったのです。


他人との比較ばかりの人生に心底辟易とすると同時に、「この競争原理から抜け出して、幸せに暮らしたい!」と考えるようになっていきました。



2、競争って悪いことだけなの?

さて、ここまで私の競争嫌いをお話しましたが、「いやいや、競争は悪いことばかりじゃなく、健全な成長にも繋がるよ」という反論が聞こえてきそうです。


ここでは、簡単のため、企業間の競争に的を絞ってお話を進めます。


たしかに、適度な企業間競争は、サービスや価格面での消費者に利益をもたらしますし、短期的な目線では、この主張は正しいといえます。


しかし、これ近視眼的なモノの考えかたであり、長期的に競争原理に依っていては、むしろ業界全体がマイナスサムとなるのです。


例えば、コンビニ業界。


コンビニ間の競争により、品質向上・価格低下により、消費者は一時的にhappyになるでしょう。


しかし、次第に周辺店舗が淘汰され、勝者による市場の独占化が進みます。


すると、まず消費者の選択肢が減少するという弊害が生まれ出します。


そして、さらなる寡占化が進むと、競争相手はもはやいませんから、勝者は価格引き上げて利益を得ようと考えはじめます


そうでなくても、利益を上げるために原価を下げにかかりますから、モノのクオリティも下がっていきます。


よって、この時点で消費者は価格面でも品質面でもメリットが享受できなくなるのです。


もちろん、消費者もバカではありませんので、そんなコンビニからモノを買わなくなります。


そうすると、一強であったコンビニも、売り上げが伸びず、最後には衰退します。


以上の例のように、競争の行き着く先は衰退であり、長期的には、企業にとっても、消費者にとってもいいことなしだと考えます。


したがって、あえて「競争は悪いことである」「競争をやめよう」とお伝えしたのです。



3、価格競争に陥る原因

企業間の特に価格競争の原因についてお話します。


価格競争はズバリ、「価格による優位性」以外に、売主が価値を生んでいないことが原因です。


例えば、ディズニーランドに高い入場料を払ってでも入園者が多い理由は、「USJに比べて安いから」ではなく、「ディズニーの世界観に価格相応の価値があると感じるから」です


とすれば、競争が生まれないよう、独自の(そのお店にしかできない)付加価値を生めば良いということですね。


例えば、セレクトショップであれば、なぜそこのお店から買うのか?を考えてみましょう。


安いから買うのであれば、その店には「安く買える」以上の価値がない、ということになります。


よって、価格競争に巻き込まれます


他方、そこの世界観が好きで、そのショップだから買うのであれば、独自性・審美性等の「ブランド価値」を提供できているということになりますから、価格面で競争にはなりません


なぜなら、全く同じ個性のショップは存在しない以上、競争が生まれる余地がないからです。


エルメスよりシャネルの方が安いから買う、とはなりませんね(笑)



4、まとめ

企業が競争を止めれば、すなわち、独自性を探堀りすることにエネルギーを注げば、多様性が確保されますから、消費者に選択肢が増えます


また、企業も価格競争による疲弊もしませんので、過度な人件費の削減も不要です。


すると、従業員の給与も上がり、そのお金でより経済が回るという好循環が発生します。


Lemuriaは、愛に基づくエレガントなブランドイメージを確立し、価格競争を超えた価値を提供していきます。


ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。