2020/07/26 23:46
前回の記事では、愛に基づく団体「Lemuria」を創ってしまおうというお話をしました。
今回は、愛を広げる、その具体的な方法についてお話していきます。
まずは、愛ってどんな時に生まれるのでしょうか。
1、愛が生まれるとき
そもそも、愛とは、他人に強要される感情ではありません。
むしろ、素敵なモノゴトに触れた時に感じる、自然発生的な情緒です。
例えば、電車の中吊りでしばしば見かけるような、「席を譲り合いましょう」「マナーを守りましょう」という標語。
これはエゴです。
なぜなら、席を譲るか、マナーを守るかは、当人の自由だからです。
毎朝嫌々会社に行く人が、快く席を譲れるでしょうか? マナーを気にする余裕があるでしょうか?
他人の目を気にして規範に従うことはあるかもしれませんが、自律的な行動ではありませんから、精神的には閉塞感が残ります。
表面的な部分をルールで縛っても、ハートは嫌がっていますから、本質的な解決策ではありません。
反対に、自分が気分のいい時(愛を感じている時)には、お年寄りに自分から席を譲りませんか?
そしてそのお年寄りが、「ありがとう」と笑顔になった時、
その車両の空気も穏やかなものになりませんか?
私達はこれを「愛」と呼びます。

その他にも、大好きな音楽に触れながら、素敵なホテルで、心豊かにお茶を楽しんでいるとき。
店員さん感謝し、この空間を提供してくれた方に、敬意を持って「ありがとう」と言いたくなるのではないでしょうか。
自分の中に「愛」を感じるのではないでしょうか。
このように、愛は他人から律されて生まれるものではなく、ハートが喜んだ時に自然に生じるものなのです。
続く。。。